薄毛・抜け毛予防や育毛に効果のあるアロマテラピー
香りが貴重で高価なものとされていた珍重されてきた古代から、その目的は香りとしての役目だけではなく、身体的病や精神的病の治療として、また美しくなるための美容手段として用いられてきました。
近代では化学の進化により効果・効能といった何故美しくなるのかという理論さえ確立してきました。そしてそれ以上に文化も発展し「フレグランス」としても認められるようになってきました。
今、アロマテラピーに代表されるように香りの働きが大いに注目されています。いい香りという感覚の深層にさまざまな香りの優れた効能が関与していることが次々に明らかになってきています。これが今、育毛効果を高めてくれることもわかってきたのです。
女性によく見られる脱毛症として「びまん性脱毛症」があります。これは円形脱毛症の一種とも分類され、頭全体がまばらに薄く見える症状です。毛乳頭は毛包の基底と呼ばれるところにありますが、末梢神経から栄養を受け取り、毛髪の成長をつかさどり、ヘアサイクルを制御しています。脱毛症の人と健康な人の頭皮組織を比較してみると、脱毛症の場合には皮膚の厚さが薄くなり、毛径が細く、本数も少なくなります。このように毛乳頭の働きが活発でないと髪の毛が細くなって薄く見えてしまうことになるのです。特に脱毛症の人では毛乳頭の発達が不十分になるためにヘアサイクルの成長期、退行期、休止期の期間が短くなり、脱毛が発症するのです。
これを予防・改善していくには毛乳頭を増やしていくしかありません。ところがこれがストレスによって働きが妨げられてしまうのです。ストレスは身体や肌に悪影響を与えます。また髪にも影響を及ぼし、毛自体が細く短くなったりします。それはストレスを受けたときに末梢神経が収縮して、血流量の低下を引き起こし、物質供給量を減少させ、毛髪の成長に抑制的に作用しているためと考えられています。
実際に髪の薄毛に悩んでいる方はストレスにも悩んでいる方が多く見受けられます。つまり、髪の悩みの原因はストレスであると多くの女性が考え、実感するところでもあるようです。そこで、ストレスを軽減すれば本来の自分らしくなり、自然治癒力を高めようとする内面からの身体の働きを高めていく必要があるのです。
そこで副交感神経を活性化させる目的でアロマテラピーが注目されているのです。一般的に副交感神経は心臓の働きを穏やかな状態へと抑制し、消耗したエネルギーを回復・蓄積させ、内臓などの各器官が安定して機能するよう働きかけるといわれています。リラックスしている時は自律神経系のうち、副交感神経が優位に働くとされていることから自分のリラックスできる香りを見つけることが、薄毛だけでなく、現代の人が抱えている悩みやストレスをも緩和してくれることが大いに期待されているのです。